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明日美「あぁ!文の下の線を…」
星華「順番に読めば…」
桜「文になるんだ…」
女子「「「「そっかぁ!!!これで文が読める。」」」」
と、ハモっていた。
香江「え~っと。『ちかにわかならずはちにんでこいい!』」
桜「だから、『地下には、必ず8人でこい』と言うことだよね?」
星華「そうでしょ!」
明日美「私らは、保健室。男子は、地下。」
香江「早く。急ごう。」
星華「ちょっと待って。今、電話するから。え~っと090-1234-****っと」
桜「でるかなぁ~?」
明日美「さぁー。」
星華「あっ、もしもし、多樹?」
香江「つながったね」
星華「そこで待ってて、暗号にこう書いてあったの、『地下には必ず8人でこい』ってだから、うん、うん。今から、4人でそっちに行くから。うん。じゃあ。」
明日美「かばんに、ノーパソ入れたよ。」
桜「じゃあ、早く行こう。」
星華・明日美・香江「「「うん。」」」
4人は、早速S先生が消えた場所へ行った。
星華「じゃぁ、行くよ!!」
桜・明日美・香江「「うん。」」
『ギィー』 <地下室のドアが開く>
明日美「あっ!!男子がいたよ。オーイ!!」
女子は、男子の方に駆け寄った。
多樹「来んのが、おせーんだよ!!」
桜「ま~いいじゃないか。それより、先に進もう。」
男子「「「「それもそうだな」」」」
女子「「「「それもそうだね」」」」
8人が、歩いていると、奥の方から、不気味な音が、聞こえだした。
『ガチャ、フフフフ――。これで、あいつらもやっと……。』
星華「何?この声、気味悪―い。」
多樹「何!!おまえ、怖がってんの!!」
香江「誰だって、こんな声聞いたら、怖がるよ。怖がらないおまえが、おかしいんだよ!!」
しばらく、沈黙が続いたが、また、歩き出した。
歩いていると、目の前にドアが見えた。
陽介「地下室にこんな所が、あったんだー。すっげー、よし、入ってみようぜっ♪」
8人は、陽介の言った通り、中に入ろうと、ドアに手をかけた。ドアは、なぜか8つあって、話し合いの結果、1人1つ開ける事にした。誰が、どこに、入るかというと、例のフロッピーに書かれていた、数字の元にした。
優也「んじゃ、いっせいのーせで入ろうぜ!」
全員『いっせいの――――――せっ!!』
全員ドアを開け、中に入った。中には……。
多樹「なんだ!これ!」
星華「何これ?石?」
優也「なんだよ!これ!」
桜「何これ?光ってる!!」
佑樹「なんだーー?」
明日美「この光ってるのは、何?」
陽介「なんだ?石か?石って光るっけ?」
香江「…。光るわけないでしょ…?!」
<石を持って出て来た>
星華「ねぇ~、この石なんだろうね?!私の所にあった、石(?)には、『火』って書いてあるよ!?しかも、赤く光ってる・・。」
多樹「俺のは、『炎』って書いてある。星華と同じで赤く光ってる。」
明日美「私のは、『氷』って書いてあるよ。真っ白で光ってる!!」
佑樹「俺のは、『闇』って書いてある。真っ黒で光ってる!!」
桜「私のは、『風』って書いてある。透明で光ってる?と思う!」
優也「俺のは、『雷』って書いてあって、黄色で光ってる。」
香江「私のは、『水』ってかいてある。水色で、やっぱり、光ってる!」
陽介「俺のは、『土』って書いてあって、もちろん、茶色で光ってる!!」
これが何を意味するのかを、みんなで、考えていると、そこに、なんと、いきなり、
S先生が現れ……。
S先生「やっと、見つけたかっ!!」
全員『…………?!』
男子「「「「わぁ~~っっっ?!出た~~っっっ。誰だぁ~~??!!」」」」
と、2歩下がり…
女子「「「「あっ、S先生。」」」」
と、3歩S先生の声のする方に駆け寄った
佑樹「あぁ~、Sせんせいか~?ビックリさせないでよ~~」
と、いち早く立ち直った佑樹が、ため息まじりで言った。
優也「でも、センセエが暗くて、良く見えん…。」
桜「じゃぁ…、懐中電灯つけよ。」
多樹「そんなもんあんのかよ…?!」
星華「女子は、男子みたいに適当じゃありません~。用意が良いんですよ~だ。」
男子「「「「………………(>_<)(>_<)(>_<)(>_<)」」」」
星華「うそうそ。」
香江「ハイハイ。もうい~から。で、懐中電灯つけてよ。」
と、香江がおさえると、星華が灯りをつけた。すると、奥にもう1つのドアがあったのだ…。
明日美「先生、このドア、何ですか?どこかにつながってたりとか…?」
と、聞くと
S先生「開けてごらん。そのかわり、問題を解いて、暗号を入れなきゃダメだよ。」
と、言い。そして、にっこり笑った。その笑みは、どこか不気味なところがあった。
多樹「と……、とにかく早く暗号を解いて入ろうぜ!」
メンバーは動いた。
暗号
"http://ezpic1.ap-mail.jp/49/05004012356408/TeIsNrsgRuR.jpeg"
香江「なになに…?え-っと…。≪たぬきからのおくりもの。
こたたのなかたにはたいるにたたたはた、いたしをたつかたえ。第一問☆≫だって~。」
優也「な~んだ。心配して損した。こんなん、俺でも、解けるぞ。『た』を抜いてよめば
い~んだから、≪このなかにはいるには、いしをつかえ≫だろ。」
桜「そうでしょ!」
佑樹「あたりまえ、他に何がある、って顔してんなぁ、おまえ。」
多樹「でも、他に何もナイだろ?」
などという会話を、S先生は、不気味な笑みをうかべながら、静かに聞いていた…。