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小学生の時に作った、小説。 手直しも何もしてないので、文法から色々間違いだらけです。
2025 / 05
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暗闇の中、懐中電灯の灯だけが視界を確保した。かれこれ5分程歩いた。

陽介「…一体どこまで続くんだ、この通路は…。」

今のところ、ただまっすぐな1本の通路をただ黙々と歩いているだけだった。皆は適当にしりとりをしたり、雑談を交わしていたが、いつも冷静(?)な香江が、いつにも増しておし黙っていることに陽介は気付いていた。

陽介「…………あのさ……」

香江「…………あのね……」

陽介「あ…先いいよ、何?」

香江「え?あ…うん、ありがと。…あのね、みんな、さっきからずっと考えてたんだけど…。」

佑樹「何だ?」

桜「どうしたの?」

香江「あのね、これは、これはあくまで推測にずぎないんだけど…。」

そう言って香江は一息置いて、続きを話しだした。

香江「さっきのフロッピーに、『私には君たちが何をしているのか手にとるように分かる。全ては計画通りだ。』って内容が入っていたでしょ?」

星華「うん。」

香江「って事はね、さっき私達があの隠し扉を見つけ、ここまで来ているのを、『その人』は、知っていて、これも計画通りって考えた方が良いよね。」

優也「まぁ、それは承知の上だな。」

香江「で、私達の行動がわかるという事は、今までの道、それと今、この通路にはカメラが、たくさんしかけられているってこと。少なくとも、地下からはずっと…。」

佑樹「じゃあ、なんでこんなに暗いんだ?暗かったら、カメラには何も写らないじゃんか…。」

佑樹が疑問符を顔に浮かべて言った。香江が答えようとしたが…

明日美「バカね-、暗視カメラってものがあるでしょ。」

佑樹「……バカって言うな……。」

香江「…そう。もちろんそれも正解だと思う。そしてもう1つここまで暗くすることによって、カメラ自体や仕掛、あるいは罠などが見破られないように隠す……ってのも理由かな。」

一同『なるほど…。』

桜「……って事は、この先にもまだ何かあるってこと~~~~~~~?」

明日美「おそらく………ね。」

星華「むう…。受けてやろうじゃん?その何かってヤツを。」

そして、また皆は雑談をはじめたが、それには前よりも少し緊張した空気が含まれていた。

ほんの数秒後、香江が小さな声で陽介に問いかけた。

香江「……陽介。」

陽介「ん……?」

香江「さっき言いそびれたでしょ。あれ、何だったの?」

陽介「う―――――――ん…。」

数秒考えた後

陽介「なんでもない。」  と答えた。

香江「…なんか気になるな…。」

そして、たた暗闇の中、懐中電灯の灯だけが視界を確保した。

数十分歩いた時だろうか、奥の方から、低いうなり声が聞こえだした。

声「ウーウーウー。」

多樹「なんだ、このうなり声は、うなり声に石が反応してる………。」

星華「私の石も反応してる。」

明日美「私の石は反応してないよ。」

桜「私のも反応してない、なんでだろう。このうなり声、人かな?動物かな?」

陽介「まぁー進んでみれば、わかるよ、でも、気を抜かないようにしないと。」

そして、再び8人は歩き出した。そのうなり声は、近ずくにつれ、人の声に聞こえてきた。

声「うー、ただちに、たちされー、うーさもないと、うーたいへんなめに、うーあうぞ。」

優也「さっきは聞こえなかったことが聞こえた。この声が言っているのは、どういう意味だろう。」佑樹「危険なことは、わかる……でも、行ってみなきゃわからない、進んでみよう。進んでいくと、この声の正体がわかった。

桜「なんだ、テープが流れてただけか!!」

明日美「なにか、このあたりにあるはず、捜してみよう。」

明日美に言われた通り、まわりを探してみると、隠し扉がでてきた。

陽介「隠し扉がでてきた!!中に入ってみよう。」

星華「まって、この扉に石が異常に反応している、なにか、とてつもなく、危険な気がする。」

多樹「でも、この先は、行き止まりだし、入るしかねーよ。」

香江「えっ、行き止まり(ナゼ)!!なんか本当にシンドバットの思い通りになってる……。

  なんか、むかつく。」

女子「「「「シンドバットでてこい、私達が、思い通りに動くとでも、思ってるの。」」」」

と、女子たちが、どなった、すると、ラジカセから……。

  キ ………………………………………

「バカなヤツらだ。おまえらの行動は、手に取るようにわかるというのに。最初から今まで。まぁ、隠し扉を見つけたことは、ほめてやるが。これからも、しっかりおまえらの行動を、見ているからな。」
と、カセットらしきものから声が流れた。

星華「ふぅ-ん。何もかもお見通しってエアケか。じゃあ、今私がしゃべってることも、聞いてるわよね!宣言してやる。オマエの思い通りには動かない!!わかったか!!!」

多樹「こわっ・・ホント、オマエが敵じゃなくて良かったって、改めて思ったよ、俺。あーこわいこわい。」

星華「……………。(ピキッ)」

星華は、多樹の話を聞いて、にらんだ。その間に桜・香江・明日美の3人は、ラジカセの方に、懐中電灯の灯を向けて調べていた。

桜「何でから…?私達の会話と共に(?)、カセットが始まったよね…。」

香江「う――ん…。あっ!このラジカセ、私達がボタン押しても何も動かない…?!」

明日美「…………。」

そして、明日美はさっと、天井を懐中電灯で照らした。

明日美「香江の言う通り、カメラとスピーカーが上についてるね…。あれを壊せないかな……。」

  すると、佑樹が

佑樹「ちょい、懐中電灯、貸して。」
と言って、リュックをあさり始めたかと思ったら、
ペンチなどの道具セットを取り出した……。

桜「いいけど…何に使うの、そんなもの?」

佑樹「へへへ…。これを使って壊せない?投げるなり、配線切るなりさぁ…。」

優也「………。なんでそんなもん持ってんだよ…!?」  と、絶句の優也。。

佑樹「だって俺、、こーゆーの好きなんだもん。俺さぁ、実は学校にも持ってってるんだよね。ミニサイズ。」

全員『…………………………………。あっそ!』

陽介「で、話戻るけど。そんなんでアレ壊せる?

優也「そーゆーヤツは、コントロールのイイ多樹、頼むわ。」

多樹「え~~~…っつーか、最初から投げるつもりかよ?」

星華「それよりも先に、この壁づたいのコード、切ってみるのも悪くないと思うよ、私。」

  と、壁を照らした星華は、冷静に指摘した。

多樹「よっしゃ!やってみるか。」     と言ってコードを切ってから

多樹「みんな、ちょっとさがれ!!」       と言った。

 それと、同時に手先にあった。ドライバーを、スピーカー(らしき物)と、隠しカメラ(らしき物・隠しか??)に投げつけた。

   ガッシャ――――――ン

明日美「ホントにやったよ・・。」

香江「とゆーよりも。カメラ壊れたか、どうやったら確認できるかな――・・それに、ココは壊れたとしても次からは?」
と、香江が考えた時、

  ピ――――――――――――――――――――――――

と音が鳴った。一斉にみんなが音の方を向くと、また何かしゃべりだした。

「よくもカメラとスピーカー・マイクを壊してくれたな…。まぁいい。おまえ達はここから先に進めないかもな。ふふふふふ………………。せいぜい暗闇の中でさまようコトだ。またそのうちテープを流そう。」

全員『(>_<)(>_<)(>_<)(>_<)…………………………』

陽介「ふざけんなよ。つーか俺達をナメルなよ。さ!いこーゼ!」

全員『オ-!』

優也「ん。女子軍、何それ。」
優也は見なれない物を持っている女子に声をかけた。

香江「あぁ、コレ?暗いのによく見えたね。さっきさぁ、その辺に転がってたんだ、鉄の棒。」

星華「けっこ-武器とかになって役立つかと思って。」

多樹「オマエは何もしなくても、じゅーぶんコワイと思う・・。」

  バキッ、ボコッ(多樹がなぐられた音。もちろん星華が・・)

佑樹「こえ-っ・・俺らにはないの?」

桜「ぜ-んぜんコワイとか思ってないんじゃないの?実は。」

明日美「あるよ!いる?男子も?!」

陽介「にっこり笑いながら平然というなよな~・・とにかく、もらっとくけど。」

女子「「「「ハイ!!気をつけてね!」

多樹「オマエが一番、危なね-っつーの!」

星華「もう、一発食らいたい?」 (超笑顔)

多樹「………い、いえ。えんりょします。」

 

優也「…そろそろ何かあってもイイんじゃね-か?」

桜「うーん…って言っても何も無いよ?」

 ―――――――――――――――― ガコッ

多樹「―――――――――――――っつううう~~~~・・」(訳・痛えぇ~~)

星華「きゃっ!!!?」   多樹がつまづき、倒れた。

皆は手をつないでいるのでそのまま引っ張られ彼の上へと続いて倒れた。

佑樹「うっ・・」  明日美「…重-いっ・・」  優也「ぐふっ」  桜「わっ」

香江「…………。(ぐい)」
 香江が陽介の腕を引っ張ったので、倒れずに済んだ。

陽介「……サンキュー……。」

星華「あ-もう、重いじゃない・・皆どいてよぉ~~。」

香江「……はぁ。陽介、手伝って。」

陽介「ん?……あぁ、うん。」   陽介は男子を、香江は女子をそれぞれ引き起こした。

多樹「星華、お前……。」

星華「?」

多樹「重かったぞ。つぶれるかと―――――」

 ――――――――― バキッ(星華)……ドサ。
 多樹は再び倒れた。

明日美「……当然でしょ。5人分の体重なんだから。」

桜「……にしても~.何につまづいたの?多樹ぃ~~。」

多樹「…………………………………………………………」(反応無し)

一同『…………………………………………………………』

香江「……星華ちゃん………。」

星華「……ん?」

明日美「やりすぎ。」

星華「…………えへへ~☆」

男子((…誰もホメてない……))

佑樹「…で、一体何がどーした?」

優也「ん…何かコレっぽい。」

優也は、足元を見た。床(?)には石板のようなものがあって、少し段差になっていた。

暗闇で見えずにつまづいたらしい。

陽介「…なにか……彫ってあったりして。」

明日美「あっそれありうる。石板照らしてみようよ。」

星華「多樹、大丈夫?ねぇ。」  「ねぇ-、起きて。」

多樹「……いってぇぇ、この板なんだよ-。」

星華「大丈夫?」

多樹「あぁ、別に平気。」

優也「星華、多樹どかして。」

多樹「自分で動けるっつうの。」

佑樹がもっている懐中電灯で石板に光をあてた。

陽介「ビンゴ。」

明日美「何これ?意味わかんない。」

香江「ホントっ文法めちゃくちゃ。」

桜「あ-。誰か解いて~~。(笑)」

多樹「……。う――ん。……」   多樹は、突然石板を動かし始めた。

佑樹「…?どーした、オマエ。星華にぶたれてイっちゃった?」

女子((もとからだと思うけど…?))

多樹「わかったぞ!!!これをこーして。」
  すると…。ギギギギギ…………。

全員『え~~~~~~~~~~??!!何で――――――――?!』

石板が動いて下に続く階段が出てきたのだ…。

桜「た…多樹、どうしたの?なんでわかったの?」

多樹「あぁ、最近俺ゲームにはまってて…。で、石板を動かすと階段が出てくる場面があったんだよ。で、思い出したんだ。」

明日美「にしても…。暗号は?」

多樹「それは……?なんで解けたんだ?!」

香江「それを私達がきいてるんだけど…。きき返されても…。」

優也「あ-も-いいよ。とにかく階段がでてきた(?)んだからさ。」

星華「どーずる?ここ降りてみる?」

全員『う――――――――ん……。』

陽介「ま、そーするよりしょーがないんじゃないの?」

星華「だねっっっ!」

多樹「けどなんでまたそんなウキウキしてんだよ、星……。」

星華ににらまれた滝は途中で言うのをやめた。

香江「ハイハイ…。とにかく下行く?それか、この辺りをもう少し見てからにしてもイイけど?」

優也「そ-だな-。この辺見とく?いい物見つかるかも。」

全員『よっしゃっっっ!!』     再び懐中電灯で辺りを照らしながら進んだ。

星華「にしてもなんでまだ、地下があんの-?!もうずぅ-っと降りっぱなしじゃん。のぼりはないの?!」

とつぶやきながら星華は力まかせにそばの壁を思いっきりけった。

   バコッ…………

佑樹「おいおい…。んなことやってどうす…。」 佑樹の言葉と同時に

    ギギギ…………

と音がして、なんとのぼり階段もあらわれてしまったのだ…。

明日美「うっそぉ…。星華…。ありえないよ-。」

香江は「なんで…。」とつぶやいて、懐中電灯の光を壁(階段)にあてた。

桜も平然と見つめていた。

そした、星華はというと…。あまりの痛さ(そりゃ痛いよね…。無理しすぎ?)と驚き(?)のあまり、床に静かにうずくまっていたのだった…。

香江「下へと進むか、上へとひき返すか…といってもこの上り階段が本当に後戻りの為か…はちょっと疑わしいけどね。」

桜「う-、ど-しよ-。」

多樹「まだ何かあるかも。おい、星華、この辺を蹴り…………」

星華からの反撃は来なかったが、ものすごい怒気を放ちながらにらまれたので多樹はおびえて黙った。

明日美「それは、止めた方がイイかもね。そんなに何個も道が出来ても、困るだけだよ。」

佑樹「今んところ二つの道があるから、一つずつ調べるか。」

桜「どっちもハズレだったら?」

優也「またこの辺りを調べるしか…。」

すると痛みから復活した(速っ…)星華がウキウキしながら言った。

星華「二手に分かれるのはどう?」

香江(えぇ――…めんどい……←組み分けが公平になるようにするのが)

陽介「ま。イイんじゃないか?他に良い方法があるとも思えないし?」

 
 

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