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桜「じゃあ、ど~やって二つに分ける?グッパー?」
明日美「う~ん…。グッパーも悪くはナイけど…。それよりも…例えば、香江・優也・多樹・私チームと、陽介・桜・佑樹・星華チームとか。そんな感じ。別にコレだけじゃないけどね、パターンは。本当に例えだよ。」
星華「ちなみに分ける基準は?」
明日美「えっと。天才・恐さ・男女の人数平均。ちなみに恐さは星華と多樹。天才は香江と陽介(実は秀才?!)などなど。後はなんかのために、ノートパソコンとケイタイはそれぞれ持つってことで。で、違うパターンも考えない?チームの。」
星華「恐さってねぇ~。。 まぁ、いいけどさ。」
多樹「もう、なんでもいいから。男女別々でグッパーでよくね?早く決めようぜ。」
明日美「じゃぁ。グッパーで決めちゃお!!」
全員「♪グッとパーであ~えばい!♪」
――――― 5分後 ――――――
桜「やっと、決まった~。」
星華「私は、多樹と桜と優也か。」
多樹「あっ、また星華と一緒か…。。」
星華「またってどういうこと?! 私となるのが嫌なの?」
言いながら、殴る準備は万端の星華ちゃん♡
多樹「いや、どういうことじゃなくて、ホント俺ら気が合うな~って思ってさ!!」
星華「なんだ、そういう事か=^∇^*= もう、少しで多樹を殴るとこだったよ~。」
桜「良かったね、星華。多樹殴殺事件が“また”おこらなくて。多樹も殴られなくて良かったぁ~!仲間が1人……イテ。」
星華は結局、桜を殴ってしまった。……。
その時、どこからともなく、音がした……。
優也「なんか上から出てきたぞ!!」
陽介「テレビじゃない?」
多樹「えぇ~、なんかちがうんじゃねぇ?やっぱ、監視カメラ?」
佑樹「でも、監視カメラ付けるなら、分からないように付けるだろ?!」
多樹「あっ、そっか!!」
優也「そうだよ。」
陽介「じゃぁ、なんなんだ?!」
男子4人がじゃべっている時、女子は……?
桜「たく、いったいなぁ~。。」
星華「ごめん、ごめん。でも、桜が余計な事言うからじゃん!」
明日美「で、これからどうしよっか。」
香江「先に進むけど、ちゃんと携帯がつながるかとか、通信手段がとだえないようにしとかないと。」
明日美「そうだね。連絡取れなかったら、シャレにならないしね。」
星華「だね。男子はアレだしね。。」
男子「テレビだよ。」 「ちげぇ~よ、カメラだよ!」 あ~だ、こ~だ…。
女子 はぁ~~。。。
桜「うちらで点検しちゃわない?」
明日美「そのしよ。」
男子は何が降りてきているのかで討論。女子は全く無視で今後について話していました。
もちろん、テレビなのかカメラなのか何なのか分からないものはもう、動きは止まっていました・・。
「お前ら、いい加減にしろーー!!」
男子「だから、絶対そうだって。」 「ちがうだろ!」 ……
女子は点検中! 「あっ、それ貸して。」 「はい。」
男子も女子も、いきなり叫んだ声は聞こえず…無視!!!!
「お前ら、いい加減にしろ――――――。」
男子「えっ!?」
女子「何?!」
桜「あれっ?怪盗シンドバット?」
「そうだ。やっと気付いたか!!」
優也「で、何?」
「ふっ!お前らは俺のシナリオ通りに動いている!!はっはっはっは。」
陽介「だから?」
「へっ?」
多樹「どうせ、『俺のシナリオ通りに動いている!!』とか言ったって少しはずれてるんだぜ。じゃなきゃいちいち出てきてそんなこと言わなぇよ!」
女子「うん、うん。」
「う…うるさいんだよ。進んでる道筋は俺のシナリオ通り、、って、おい、聞きやがれ!!」
男子「うるせぇんだよ!!」
女子「うるさいんだよ!!」
「全く人の話はきちんと聞くもんだよ、君達・・・。」
佑樹「何が人の話は聞けだっ?!説教できる立場かよ。何人もうちの生徒連れてきてるくせによ。フンっ。」
「ほう。なかなか威勢がいいじゃないか・・・。だけどな・・・。・・・?」
男子「んー。だからぁ!絶対カメラだってえ!」
「ちがう。テレビ!」
女子「これでOKじゃない?」
「いいよね!」
「準備完了♪」
桜「男子軍~。もぉ言い合いは終わり終わり。準備出来たから二手に分かれようよ。」
男子「よっしゃっ!行こーぜ!」
香江「切り変え速っ。便利でイイよねー、ある意味。」
星華「そーだねぇ。これで勉強と遊びの切り変えも速ければもーちょっと成績も上がると思うなぁ」
多樹「まぁ、とりあえず。俺達は・・・・・・上。んで、陽介達は下な。OK?」
「・・・・・・ 俺を無視するとは・・・
」
陽介「オッケ!んじゃ、グッドラック?!」
全員「グッドラック」
「無視するなぁ------。」
どなるシンドバットを無視し、8人は二手に分かれ。先に進んだ。
多樹「ホント、何にもねぇーなぁ。」
階段を上りながら多樹はぶつぶつ文句を言った。
星華「ハイハイ・・・。アメあげるから静かにしてて。」
多樹「俺は園児かよ」
怒りながらも多樹は星華が差し出したアメを受け取り、静かになった。
桜「仲いいねぇ。」
と、桜はからかうと・・・
多樹・星華「「どこが良いわけない
」
優也「俺はそれのどこが、仲悪いのか教えて欲しいね。」
優也が言うのと同時に、、
多樹「あ゛~~~~っっっっっ」
と、大声を出した!
星華・桜・優也「どうした?!」「何かいたの?!」「なんだよ?!」
多樹「喋った時、アメ落とした・・・・・・」
星華・桜・優也「・・・・・・・・・」
多樹が3人に思いっきり殴られ、床に倒れたのは言うまでもないだろう・・・。
一方優也達はというと・・・。
陽介「もう・・・、5分位は歩いた?」
香江「えっと・・・。うん、丁度5分位。」
陽介「そろそろ疲れてくるなぁ。」
そんな会話をしていると、
明日美「あっ光が見えるよ?!階段終わりみたい。」
と、明日美が先を指し、言った。
佑樹「やったぁ早く行こーぜ
」
言うが早いか、明日美の手をふりほどいて走り出した。
明日美・香江「危ないよ」
と、叫ぶと同時に、
―――― ドシン ――――
と、音がし、
佑樹「痛ってぇっっっ。」
佑樹は大声で叫んだ。
香江「だから言ったのに。」
明日美「まったく。この辺、何でか知らないけど水でぬれててすべりやすかったから・・・。ホラッ。」
明日美が佑樹を引き起こした。
佑樹「先に言えよ。全く、痛ってーなぁ。」
明日美「言うよりも先に走り出したからでしょ?!自分が悪いんじゃん。」
陽介「俺でもわかったぞ。床(階段)がぬれてるコトぐらい。」
香江「ても・・・。何でぬれてるんだろう・・・。」
佑樹「誰かが水まきしたんだろ、芽が出てくるように。」
明日美「ハイ。佑樹退場。こんな時くだらないコト言わないでよねホントにそう思ってんの
下、コンクリートなのに
」
と、佑樹をにらんだ明日美は、香江と一緒に床に光をあてながら調べ始めた。
香江「・・・・・・・・・。」
そして、皆黙ってしまった。本当に、そこには、青々とした芽がのび、つる状にさらに上へとのびていた。
明日美「うわぁ・・・」
佑樹「おい、懐中電灯っ。これ、調べてみよーぜ!!」
そう言った佑樹は芽を調べ始めた。